400年の秘伝を受け継ぐ老舗

「けえらん」は唐津市にある諏訪神社の春季例大祭が開催される折に露店として販売されていたのが興りとされています。当時は、砂糖が非常に貴重であったことから年に一度の目出度い一品として重宝されていました。
その文化が脈々と受け継がれ、豊臣秀吉所縁の菓子として地元で愛され続け、当家留次郎が店舗を構え、一年中販売するようになりました。
戦勝祈願の縁起品として市内の受験を控えた高校生や学習塾への配布、地元の少年スポーツクラブへの贈呈といった地域貢献活動にも積極的に携わっています。
また、佐賀県で初めてJAL(日本航空株式会社)の国内線機内食デザートに採用された他、
時の文豪「壇一雄」も「けえらん」を愛した人物として詩を書いています。